
未来をつなぐ学校に向けて
初めて修道女として来日したマザー・マチルドが、1900 年、横浜・山手の丘に紅蘭女学校を開校してから、125年余りの月日が経ちました。これまで、関東大震災、太平洋戦争によって校舎が全壊しながら、その都度、保護者、卒業生を中心に復興後援会が立ち上がり、ご尽力くださり、校舎を再建してまいりました。その後も、中高体育館、学園講堂、小学校体育館、中高南校舎・西校舎などの建築を進め、児童生徒たちにとって快適で学ぶ意欲をかきたてる環境づくり、そして同窓生にとっては自分たちの過ごした確かな証を感じることのできる環境づくりに微力ながら努めてまいりました。
2025 年、横浜雙葉学園は創立 125年を迎え、新たな挑戦に立ち向かおうとしております。小学校・中学高等学校の学園全体にとって未来に向けた学校としてどのような校舎がふさわしいか それを考えた学園全体での校舎建築です。
すでに、数年前より、学園講堂・小学校校舎・中高体育館の計画については、学園内外にお知らせしておりましたが、このほど、最も古い年代に建築された中高東校舎の全面建て替えを組み入れる形で建築プロジェクトを計画いたしました。中高では最新の実験ができる理科室、感性が磨かれる芸術科教室、快適で運動能力を育む体育館をつくり、小学校では校舎を全面リノベーションして快適で時代を先取りするものとする予定です。また、学園講堂も人が集う中心的な場となるよう改修いたします。完成には 10年の月日を要するものであり、また建築期間中は在校生・保護者の皆様にはご不便をおかけいたしますが、155 年前に来日し、ゼロから学園を作り上げた創立者マザー・マチルドらの子どもたちへの思いを、勇気をもって未来につなげるべく建築に取り組む所存です。
「未来につなぐ学校」「未来につながる横浜雙葉」に向けて、何とぞ、趣旨をご理解いただきまして、ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。